2017年6月17日土曜日

自立循環型住宅

今日はJIA愛知住宅研究会とIBEC(建築省エネ機構)共催の「自立循環型住宅設計」の講習会へ。

自立循環型住宅とは、身近な技術を用って居住性や利便性を向上させつつ、
居住時のエネルギー消費量を削減する
住宅のことです。
講習会を受けた感想としては、断熱だけでは無く効果が実証された15の省エネルギー項目の中からその場所や住まい手の趣向に合わせて、出来る項目を頑張ってやれば一定の効果がちゃんと期待出来るというものなので、すぐにでも取り組むことができる項目が多いのはとても有効だなぁと思いました!
具体的な項目としては①自然風や太陽熱、太陽光などの自然エネルギーを活用する技術や②建物外皮の熱遮断技術断熱、日射遮蔽といった建物外皮の建築的措置により、熱の出入りを抑制し、室内環境を適正に保つ技術だったり、③エネルギー効率の高い機器やシステムを選択し、投入エネルギーを低減し、かつ快適性を向上させる技術などです。あくまでも沢山ある項目から適材適所に取り組める物をできるだけ頑張るというスタンスがすぐにも取り組めていいなと思いました。

常々「意味のあるデザイン」をしたいと心掛けておりますが、環境的な側面ももっと根拠を持って取り組んでいく事で、「更に意味のあるデザイン」が出来るのではと大いに収穫のある講習でした。


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